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「アート×サッカー+さいたま×スロヴェニア」開催!

公式ガイドブック刊行記念トークイベント「アート×サッカー+さいたま×スロヴェニア」開催!

さいたまトリエンナーレ2016の楽しみ方が詰まった「公式ガイドブック」が、今月後半の開幕に先駆けて、9月16日(金)より発売開始となります。その前夜の9月15日(木)に、刊行を記念したトークイベントを開催します。

ご来場者の中から1名様に、特別協力いただいた浦和レッズのイリッチ選手、ズラタン選手、大宮アルディージャのネイツ選手のサイン付さいたまトリエンナーレ2016のポスターをプレゼントします!
皆さま、ご来場をお待ちしております!

■登壇者   芹沢高志 × マテイ・アンドラシュ・ヴォグリンチッチ × 日比野克彦
特別協力: ブランコ・イリッチ選手(浦和レッズ/スロヴェニア出身)
         ズラタン・リュビヤンキッチ選手(浦和レッズ/スロヴェニア出身)
         ネイツ・ペチュニク選手(大宮アルティージャ/スロヴェニア出身)
■ 会場  本屋B&B |東京都世田谷区 北沢2124 2F|TEL: 0364508272
■ 日時  9月15日(木)開場19:30|イベント20:00〜22:00
■料金/定員 税込1500円 + 1ドリンク(定員:50名)

■トーク内容

1、「市民参加」や「日常」をキーワードにアートを語る
さいたまトリエンナーレ2016の大きな特色のひとつは、観光地や里山などではない「生活都市」を舞台にしていること。アートを特別なものではなく、街に関わるすべての人に開かれたものにするために、人が暮らし、他者と交流し、創造する現場においてアーティストと共に未来を発見していきます。

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  《種は船プロジェクトinさいたま》制作風景| 2016年
日比野克彦氏は1980年代から「ダンボールアート」を提唱し、誰もが関われるアートづくりに注力してきました。さいたまトリエンナーレ2016では、朝顔の種の形が船のように見えることから生まれた「種は船」プロジェクトのさいたま版《種は船プロジェクトinさいたま》を展示し、人が種を運び、種が土地の記憶を内包してまた次の芽を出すように、船もまた単なる移動・運搬手段ではなく、行く先々の記憶や文化を積み込み、新たな土地へ伝える役目を担うことを提示します。

また、スロヴェニアから来日中のマテイ・アンドラシュ・ヴォグリンチッチ氏は、普段は見過ごされがちなありふれた場所を、さらにありふれた素材で埋めつくすという手法で国際的に活躍するアーティストです。広大な砂漠にじょうろが一面に並んだ景観はなんとも不思議な美しさとユーモアを秘めています。さいたまトリエンナーレ2016では、「枕」をモチーフとして会場に並べて景色を一変させるインスタレーションを発表します。

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 《Moon Plain》 2002年 オーストラリア |マテイ・アンドラシュ・ヴォグリンチッチ

2、特別協力/Jリーガーたちの答えから、「未来の発見!」を試みる

刊行記念イベントの目玉企画として、浦和レッズ/大宮アルディージャの両クラブの特別な計らいにより、スロヴェニア出身さいたま市内のクラブ所属のJリーガー3選手への特別インタビューにご協力いただきます。
・ [アート/サッカー] の、何があなたを夢中にさせていますか?
・ [日本(さいたま)とスロヴェニア] に、根本的な違いはありますか?
・ [アート/サッカー] は5年後、100年後はどうなっているとおもいますか?
・さいたまトリエンナーレ2016へのメッセージ!
・マテイ・アンドラシュ・ヴォグリンチッチへの応援コメント! 

など「アート×サッカー」「さいたま×スロヴェニア」の切り口で彼らに質問をぶつけたインタビュー映像を、トークイベント会場で特別に上映予定いたします。

■登壇者プロフィール
芹沢高志(せりざわ・たかし)
1951年東京生まれ。神戸大学理学部数学科、横浜国立大学工学部建築学科卒業。89年にP3 art and environmentを開設、99年までは東長寺境内地下の講堂をベースに、その後は場所を特定せずに、さまざまなアート、環境関係のプロジェクトを展開している。P3 art and environment 統括ディレクター、デザイン・クリエイティブセンター神戸(KIITO)センター長。さいたまトリエンナーレ2016ディレクター。

■日比野克彦(ひびの・かつひこ)
1958年岐阜市生まれ、東京藝術大学大学院修了。1995年ヴェネチアビエンナーレ出品。 近年は各地で地域の人々と制作を行い、社会でアートが機能する仕組みを追求し、受け手の力に光を当てるアートプロジェクトを展開する。東京藝術大学先端藝術表現科教授、東京藝術大学美術学部長、岐阜県美術館館長。日本サッカー協会参与。

■マテイ・アンドラシュ・ヴォグリンチッチ
1970年、スロヴェニア・リュブリャナ生まれ。同在住。1990年代初めから、都市や自然環境の中でサイトスペシフィックな作品を制作。地域のコミュニティとの直接的なやりとりから作品制作を行う。