磯辺行久氏は、1970年、アメリカで開催された第1回アースデイでエアードームを発表しました。
今回、そのさいたまトリエンナーレバージョンと呼べる期間限定のエアードームを、さいたま市内のまちなかに出現させます。
突如出現する巨大ドームによって、見慣れたまちの風景がどう変わるのか?
全世界的に環境への関心が高まった1970年から40年余りが経過したいま、当時描いた未来の只中にいる我々の意識に問いかける作品です。
ドーム内部に入ることもでき、これからの未来を考えるためにつくられた新たなエアードームを体感できるまたとないチャンスです!
photo: Environmental Action Coalition NYC. 1970
日程 | 9/22(木・祝)~10/2(日) 10:00-18:00(最終入場17:30) ※9/28(水)休場 |
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会場 | 山丸公園(さいたま市大宮区吉敷町1-120-1) |
アクセス | 大宮駅 東口 徒歩15分 |
アーティスト | 磯辺行久 |
参加費 | 無料 |
1935年、東京都生まれ。同在住。1957年、東京藝術大学美術学部卒業、アーティストとして活動の後、1965年に米国にわたり、1968年グリーン・カード(労働許可証)を取得、1972年、ペンシルベニア大学大学院修了。エコロジカル・プランニングを修めた後、M・ポール・フリードバーグ環境設計事務所、ニューヨーク市公園課などにプランナーとして勤務、1975年に(株)リジオナル・プランニング・チームを設立。東京工業大学大学院、慶応大学環境情報学部、パリ大学Ⅰ、Ⅷなどで講師を歴任。2000年~2015年まで越後妻有アートトリエンナーレに参加、信濃川をテーマとした野外作品を発表。2007年、東京都現代美術館にて個展「サマー・ハプニング」開催。2013年、瀬戸内国際芸術祭に《潮流の中の島々》で参加。2013年、市原湖畔美術館にて個展「環境・イメージ・表現」開催。 『エコロジカル・プランニングの方法と実践Ⅰ、Ⅱ』(1975年、1977年、彰国社)など。