さいたまトリエンナーレアートプロジェクト、日比野克彦「種は船プロジェクト in さいたま」では、別所沼公園の沼に2艘の「種は船」を展示し、公園内のヒアシンスハウスにて、プレイベント「種は船プロジェクトinさいたま」(2015年)のドキュメント映像上映を行っていますが、このたび、日比野克彦さんが別所沼公園で描いた新しい絵画作品2点の展示がヒアシンスハウス内にて始まりました。
1点は屋内、1点はエントランス正面に飾っています。開室時間のみご覧いただけますので、下記のお時間に是非お越しください。
日比野さんの作品を入れた額縁は、別所沼公園のお隣に戦後まもない頃から工房を構える太田美術額縁さんに制作いただきました。
ヒアシンスハウスは、詩人・建築家の立原道造(1914-1939)が夢見た週末住宅を2004年に市民の有志団体が実現させたもの。ヒアシンスハウスの大きな大きな窓は、まるで公園の風景を切り取るフレームのようです。
日比野さんの作品と、太田美術額縁さんの額縁と、立原道造の窓。ときにはこういったフレームを介して公園の風景を楽しんでみてください。