相撲を愛する3人の作曲家ユニット日本相撲聞芸術作曲家協議会 JACSHA=鶴見幸代、野村誠、樅山智子が、さいたまトリエンナーレ2016会期中に予定している秋の大「触れ太鼓」大会(仮称)に向けて、ワークショップを通じた新作の創作活動を展開しています。
毎月一回程度、さいたまで「相撲」と「音楽」をともに楽しむワークショップを行い、さいたまにあふれる音や音楽に耳を澄ませて、さいたまの「相撲聞」音楽を探していきます。
7月は、26日(火)と27日(水)の二日間ワークショップを行います。
① 7月26日(火)
・「古式土俵入り」を指揮に、音楽を作ってみる!?
・なんでもぶら下げてみよう!
・拍子木のちょーんちょんちょん
の3本立てを予定(当日になったら内容はもっと増えるかもしれません!)
② 7月27日(水)
大相撲の現役「呼出し」、高砂部屋の邦夫さんをゲストにお呼びして、触れ太鼓や拍子木などを教わりながら、一緒にたたいてみたりする予定です!!
今回も、どんな体験が生まれるのか、想像&妄想がむっくむくとふくらむプログラムです。
ワークショップは3回目を迎えますが、初めて参加される方も大歓迎。
楽器が出来なくてもOK、年齢も問いません。親子の参加もOK!楽器、音楽の経験者、プロ・アマも大歓迎。出演料も出ないけど、参加費もかかりません(笑)。
▼ここで、前回(6月18日)のワークショップの様子を少しご紹介します。
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前回6月のワークショップでは、参加者から一音ずつ好きな音を挙げてもらい、触れ太鼓のリズムにオリジナルのメロディーがついた音楽がその場でできたり、相撲の「呼び上げ」のように(ひがぁ〜〜し〜〜etc)、トリエンナーレの参加アーティストを呼び上げてみたり、さらに、呼び上げている一人一人の声を重ねて深みのあるボイスアンサンブルを生み出したり、古式土俵入りの動きを実際に真似してやってみたり・・・と、一人ではなかなかできない音楽体験が盛りだくさんな時間でした。
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JACSHAのワークショップは、毎回、唯一無二の体験が目白押しです。それは、JACSHAのみなさんが特別な作曲家であるということだけでなく、何よりJACSHAの3人が、大好きな相撲にじっくりと耳を傾けて「聞く」ことを徹底して行っていることが、ユニークな音楽体験を生み出しているのだなあと感じます。
じっくりと何かに耳を傾けて「聞く」こと。JACSHAに倣ってしてみたら、きっと何か新しい発見、いや「発聞」があると思います。
そして、JACSHAのみなさんも、さまざまな方と「相撲聞」芸術を体験することで広がっていく世界を求めています!
JACSHAについて、「相撲聞」について、ちょっとでも気になったあなた、会場でお会い出来るのを愉しみにしています!
日程 | ①2016年7月26日(火)19:00〜21:00、②7月27日(水)13:30-15:00 |
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時間 | ①受付開始:18:30 ワークショップ19:00〜21:00 ②受付開始:13:00 ワークショップ13:30〜15:00 |
会場 | ①コミュニティセンターいわつき研修室 ②岩槻文化公園体育館内2F 武道場 ※前回、前々回とは会場が変わりますのでご注意ください。 |
アクセス | ①東武アーバンパークライン岩槻駅から徒歩8分 ②東武アーバンパークライン岩槻駅から越谷駅行きバス「富士見町」下車徒歩10分 |
アーティスト | 日本相撲聞芸術作曲家協議会 JACSHA(鶴見幸代、野村誠、樅山智子) |
定員 | 50名(申込み優先、当日飛び込み参加OK) |
参加費 | 無料 |
持ち物 | ①②共通:楽器など、持ち運び出来る音の出るものがあれば(なくても大丈夫です!)。 ①ぶら下げてみたいもの |
申込み | 申込み優先(メール/FAX)、当日飛び込み参加歓迎! ◎さいたまアートステーション メール:jacsha@saitamatriennale.jp、電話/FAX:048-824-5361(担当:里村、蟻川) ◎さいたまトリエンナーレ実行委員会事務局 (さいたま市スポーツ文化局 文化部 文化振興課トリエンナーレ係) Tel:048-829-1225 Fax:048-829-1996 E-mail:bunka-shinko@city.saitama.lg.jp Web :https://saitamatriennale.jp/ |
今後の予定 | 秋の大「触れ太鼓」大会(仮称) 10月2日(日)に、秋の大「触れ太鼓」大会(仮称)を開催予定。 ワークショップ参加者を中心に、8月・9月に創作・練習を行い、みなさんと一緒に創った音楽をさいたまのまちに出て演奏します。 |
公式facebook | 日本相撲聞芸術作曲家協議会 公式facebook |
日本相撲聞芸術作曲家協議会(Japan Association of Composers for Sumo Hearing Arts、略してJACSHA=ジャクシャ)とは ― 神事であり、芸能であり、スポーツであり、エンターテインメントであり、伝統であり、現代であり、文化であり、つまり智慧である相撲に耳を傾けること(相撲聞:すもうぶん)によって、新たな芸術を創造する作曲家の協議会。鶴見幸代、野村誠、樅山智子の3名を理事として2008年に設立。これまでに、「レッツ相撲ミュージック」(回向院)、「相撲聞芸術フォーラム」(谷中の家)、「相撲セミナー 相撲と芸術」(HAPS)、「相撲聞芸術のもくろみ」(アサヒ・アートスクエア)などを開催。
https://goo.gl/eShTwK
【鶴見幸代 TSURUMI Sachiyo】
1976年、茨城県坂東市生まれ。沖縄県在住。作曲家。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。コンサート音楽、合唱、映画音楽などを手がける。メンバーである作曲家グループ「クロノイ・プロトイ」が、佐治敬三賞受賞。鶴見幸代作品集CD「eu canto..」をリリース(fontec)。企画、参加活動に、バス旅行とコンサートのイベント「はどバス」、願いごとが歌になるカフェ「ササノハ」、アーティスト・イン・レジデンス「はまみっくす」、エイブルアート・オンステージ「みっつのうたでドドントカ」、世田谷パブリックシアター「地域の物語ワークショップ」ほか多数。野村流古典音楽保存会、琉球民謡音楽協会会員。
【野村誠 NOMURA Makoto】
1968年生まれ。作曲家。京都大学理学部卒業。小学校で相撲部に、中学校で落語研究会に所属。横浜トリエンナーレ2005では「ズーラシアの音楽」を、福岡アジア美術トリエンナーレ2009で「お湯の音楽会」を、あいちトリエンナーレ2010で「プールの音楽会」を発表。千住だじゃれ音楽祭ディレクターで、2014年に「千住の1010人」を発表し、1010人で演奏した。現在、日本センチュリー交響楽団コミュニティプログラムディレクターとして、オーケストラの新たな可能性を探求中。CDに「ノムラノピアノ」(とんつーレコード)、「瓦の音楽」(淡路島アートセンター)などがある。著書に、『音楽の未来を作曲する』(晶文社)ほか多数。
【樅山智子 MOMIYAMA Tomoko】
1977年、福井県生まれ、ニューヨーク /カリフォルニア育ち、東京在住の作曲家。スタンフォード大学にて作曲と文化心理学を二重専攻し卒業。文化庁新進芸術家派遣制度によりオランダ王立ハーグ音楽院作曲科留学。共同作曲作品「21世紀の子守唄」(金沢21世紀美術館)、観客参加型のツアー演劇「東京境界線紀行『ななつの大罪』」(マイノリマジョリテ・トラベル)、サウンド・インスタレーション「チャンタンの高原から」(インドEarth Art芸術祭)、マルチメディア・パフォーマンス「人類が絶滅するころに」(南アフリカUnyazi 電子音楽祭)、ラジオ作品「桜の木の下で、時をみた」(フランス国立視聴覚研究所INA-GRM)など、国内外の各地で分野を横断するサイトスペシフィックなプロジェクトを展開している。
開催終了
2016年6月18日(土)14:00〜17:00
相撲を愛する3人の作曲家ユニット日本相撲聞芸術作曲家協議会 JACSHA=鶴見幸代、野村誠、樅山智子による、「相撲」と「音楽」のワークショップ
開催終了
2016年5月14日(土)14:00〜17:00
相撲を愛する3人の作曲家ユニット日本相撲聞芸術作曲家協議会 JACSHA=鶴見幸代、野村誠、樅山智子による、「相撲」と「音楽」をともに楽しむワークショップ
開催終了
2016年4月2日(土)
開場:13:30 開演:14:00 (終演予定:16:00)
相撲を愛する3人の作曲家ユニット日本相撲聞芸術作曲家協議会 JACSHA=鶴見幸代、野村誠、樅山智子が、さいたまで「相撲を聞く」音楽プロジェクトを始動!