異なる土地で活動するメンバーが、時間を越えあり続けるものや事を「新しい骨董」ととらえ、まちやインターネットに溢れるさまざまな物事を探索し、その美しさや価値を問うプロジェクト。
東京、長崎、名古屋など、異なる土地で活動するメンバーが、まちやネットに溢れる「“新しい骨董”とでもいうべき何か」を探索し、語りあうバーチャルな実験室。その活動はHP上で逐次更新されている。
山下陽光 YAMASHITA Hikaru
1977年、長崎県生まれ。同県大村市在住。高円寺の古着屋「素人の乱シランプリ」元店主。「途中でやめる」という名前の服を発表するかたわら、戦後原爆ドームの前に出来たアトム書房の調査など、インターネットに転がるユニークな情報を探り、現代に接続するさまざまな活動を行っている。
下道基行 SHITAMICHI Motoyuki
1978年、岡山県生まれ。名古屋在住。2001年武蔵野美術大学造形学部油絵科卒業。写真や文章を表現手段に、モノ/コトの残り方/消え方や、目の前に広がる風景の在り方に興味を持ち、旅やフィールドワークをベースに、数多くの展示や出版などで表現を続けている。
影山裕樹 KAGEYAMA Yuki
1982年、東京都生まれ。豊島区在住。雑誌編集部、出版社勤務後フリーに。数々のアート&カルチャー書の出版プロデュース・編集を行うかたわら、近年は各地の芸術祭やアートプロジェクトに編集者として関わっている。著書に『大人が作る秘密基地』など。