映画ジャンルの中でも本数の少ない「長尺映画」に浸る贅沢な時間。スクリーンの中の日常を追体験し、劇場から一歩外へ出たとき、違った景色の広がりが見えるような、そして今日からまた心温かく歩んでいけると思えるであろう6作品を厳選、上映。
さいたまトリエンナーレ2016のために開催される、映画上映のプロジェクト。生活都市さいたまでみつける、私たちの未来−それは、今ここにある私たちの「生活」が重要な出発点となる。ロングフィルム・シアターは、普段上映の機会が少ない長尺映画に光を当てる。トリエンナーレのテーマは「未来の発見!」。そして、「未来」を考える基盤となる「生活」をキーワードに、厳選した長尺作品を上映する。私たちは、日常において何をよりどころとし、何を故郷としているのだろうか。人々が内に秘めている生命力を、多様な作品を通して見つめ直していく。日々《時間》に追われ、映画館の暗闇に浸ることさえも少なくなった昨今。喧噪から離れ、丁寧に繊細に紡ぎ出されていくスクリーンの中の《日常》を追体験してほしい。ロングフィルム・シアターは、その「時」をつくり出していく。
開催終了
10月7日(金)11:00~17:02、10月8日(土)13:00~17:30
11月4日(金)13:00~16:16、11月5日(土)13:00~15:48
12月2日(金)13:00~16:16、12月3日(土)13:00~16:15
長尺映画ばかりをセレクトした上映会、ロングフィルム・シアター。